▼| 黒曜石水 | オリジナル「矢じり形ペンダント」 |
| 黒曜石は火山岩の一種で黒曜岩ともいいます。火山活動によって地上に出てきた粘性の高い流紋岩質などのマグマが高温高圧の状態から急速に冷やされ岩石になったものです。 黒曜石の定義は「黒色ないし暗色の火山ガラス、化学組成は通常、流紋岩質で、破断面は貝殻状を呈する。鉱物組成の主体は火山ガラスで、晶子や微晶を含み、少量の斑晶も含まれることもある。」となっており、この斑晶の周辺には割れ目が発達していて、この斑晶が多いものはガラス部分が細かく破れるので、石器の材料には不適当と言われている。[黒曜石研究の動向 小田静夫 2006] 霧ヶ峰高原(和田峠)の黒曜石は斑晶が少ないせいか鹿の角などで叩くと剥離するように程よく打ち砕け鋭利な刃ができることで知られています。そのため旧石器時代や縄文時代には狩りなどの道具として使われていました。 以前は大雨の後など表土が流されたところに朝日に照らされてキラキラ光る矢じりが落ちていたこともありました。 霧ヶ峰高原(和田峠)には黒曜石の露頭があり縄文時代には加工場として使用されていたので今でも黒曜石を砕いた細かい破片がたくさん見つかる場所もあります。その中でも特に和田峠の黒曜石は特別な存在で縄文時代には遠く福島県まで運ばれた記録があります。 縄文時代には非常に価値あるものとして大切に扱われていた和田峠産黒曜石。狩猟など日常生活には欠かせない物でした。和田峠の黒曜石がなかったら縄文時代の文化はあれほど発達していなかったかもしれません。 現在では、霧ヶ峰高原(和田峠)を中心とする地域の黒曜石には特に遠赤外線などの磁力線効果があることが知られています。また、3.000個/ccのマイナスイオンを放出しているという研究データもあり、黒曜石の層を流れている水 [ 黒曜石水 ] は体に良い水として注目を集め利用されています。 |
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黒曜石や石鏃、鹿の角などは居間や食堂に展示してあります |
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